トヨタ[7203:JP]の株主は、6月13日のロイターの報道によると、定時株主総会において、同社の気候変動ロビー活動に関する前例のない決議を否決し、同社取締役会への支持を表明した。気候変動に関するロビー活動の透明性向上を求めるこの決議案は、欧州の資産運用会社3社によって提案されたが、経営陣の強力なバックアップと、株主の中にトヨタグループ企業やサプライヤーが多く含まれていることから、否決されると見られていた。株主は、取締役会を支持したことに加え、豊田章男会長を含む取締役10名全員についても賛成票を投じた。株主総会は、世界最大の自動車メーカーであるトヨタが、固体電池の詳細や大幅な生産変更を含む電気自動車(EV)の野心的な計画を発表した直後に開催された。この動きは、トヨタがEV業界でより大きな市場シェアを獲得する意向を示している。
トヨタは、EVの導入が遅れているとして活動家やグリーン投資家からの批判に直面しているにもかかわらず、カーボンニュートラルの達成に向けたマルチパスウェイ・アプローチを維持している。このアプローチには、ガソリンと電気のハイブリッド車、水素燃料電池、EVが含まれる。同社は、顧客ニーズ、EVインフラ、クリーンエネルギーの利用可能性が国によって異なることを考慮すると、この戦略の方が二酸化炭素排出量の削減に効果的であり、より現実的であると主張している。
情報源
https://global.toyota/pages/global_toyota/sustainability/esg/environmental/carbon_neutrality_en.pdf
