日本の東洋エンジニアリング[6330:JP]は、インドネシアの政府系企業ププック・インドネシア・ホールディング・カンパニー(PIHC)と提携し、インドネシアでグリーンアンモニアを生産するためのフィージビリティ・スタディを開始すると、6月3日付の日経アジアが報じた。フィージビリティ・スタディは、PIHCの子会社であるPupuk Iskandar Muda(PIM)が所有する肥料工場で実施される。東洋エンジニアリングは、既存の施設で再生可能電力を利用した水素製造を可能にするため、工場の改修を計画している。東洋エンジニアリングはまた、再生可能エネルギーの断続性や不安定性の問題に対処するため、バッテリー技術を活用する。さらに脱炭素化を進めるため、両社はこのシステムをPIHCの他の肥料工場にも導入する意向だ。
アンモニアは水素と同様、温室効果ガスを排出せずに燃焼するため、次世代のクリーン燃料と考えられている。東洋エンジニアリングによると、アンモニアは石炭火力発電所での混焼燃料、船舶の燃料補給、水素の輸送・貯蔵剤として使用できる。日本は2030年までに年間300万トンのアンモニアを燃料として使用する目標を掲げている。5月6日、日本の商社である三井物産[8031:JP]も、米国の肥料メーカーであるCFインダストリーズ社と合弁会社(JV)を設立し、2027年までに米国にアンモニア工場を建設する。この工場は、年間80万トンから100万トンの生産能力を持つ、この種の工場としては最大級のものとなり、生産工程から排出される炭素は回収され、地下に貯蔵される。
情報源
https://asia.nikkei.com/Business/Energy/Mitsui-to-produce-clean-burning-ammonia-with-U.S.-partner
