日本の電力会社である東京電力ホールディングス(TEPCO)[TKECF:US]は、3月27日のロイターの報道によると、ノルウェーのVargronn社と共同で、スコットランドで最大1.9ギガワット(GW)の浮体式洋上風力発電の開発権を獲得したと発表した。東京電力の英国部門であるフローテーション・エナジーは、スコットランドの2つのプロジェクト(グリーンボルトとセノス)の開発を主導する予定であり、それぞれ2028年と2030年に商業運転を開始する予定である。東京電力のフローテーション・エナジー社への出資は、海外風力発電への初の株式投資となり、同社は2030年までに6~7GWの洋上風力・水力発電資産の新規開発を計画している。風力発電所で発電された電力は、ガスタービン発電に代わり、近隣の石油・ガスプラットフォームに供給される。
東京電力がスコットランドの浮体式洋上風力発電プロジェクトに投資することは、再生可能エネルギーの目標達成に向けた重要な一歩である。東京電力は、2011年の福島第一原子力発電所事故以降、脱原発の一環として再生可能エネルギーに注力してきた。今回の投資により、東京電力は、クリーンエネルギーへの需要増に対応し、気候変動と闘うために、風力や太陽光などの再生可能エネルギーに投資する世界のエネルギー企業の増加に加わることになる。グリーンボルトとセノスのプロジェクトは、スコットランドに雇用と経済的利益をもたらすと同時に、再生可能エネルギーの目標達成に向けた同国の取り組みに貢献するものと期待されている。
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