シンガポールの国営投資会社テマセクは11月15日、アジア・サステナブル・フード・プラットフォームという新会社を設立した。具体的には、この新プラットフォームは、フードテック企業に研究開発アドバイザリーサービスとパイロットスケール施設を提供し、関連する新興企業に融資チャネルを提供する。プラットフォームは2022年第4四半期までに完成する予定である。
これは、食品技術の商業化を加速させるテマセクの取り組みの一環である。テマセックは昨年、政府の科学技術研究庁(A*Star)から今後3年間で3,000万米ドル以上の支援を受けるフード・テック・イノベーション・センター(Food Tech Innovation Center)と、新しいアジア・サステイナブル・フード・プラットフォーム(Asia Sustainable Food Platform)を設立した。シンガポールのヘン・スウィー・キート副首相によると、テマセクは過去10年間に80億米ドル以上を農業食品に費やしており、同国は食品科学能力の開発に取り組んでいる。伝統的な牧畜や養鶏に比べ、代替蛋白質は生産過程での炭素排出を削減できるため、より持続可能であるとヘン大臣は付け加えた。一方、シンガポールは長期にわたる輸入食品への依存を削減するため、農業の技術向上を推進している。シンガポールは2019年に、現在の10%未満から、2030年には国産農産物が30%の食料供給を占めると提案した。
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