ロイター通信が2月27日に報じたところによると、スペインとオランダは、電力コストを削減し、国際市場での競争力を高めるために、欧州の電力市場の変更案について早急に合意することを支持した。化石燃料価格の短期的な変動が消費者のエネルギー料金に悪影響を及ぼすのを防ぐことを目的としたこの計画について、EUのエネルギー担当大臣が会合を開いている。スペインはグリーンエネルギーへのシフトに合わせた大幅な制度変更を主張する一方、オランダは潜在的な投資への混乱に慎重な姿勢を示している。スペインのエネルギー相は、2024年半ばの欧州議会選挙までに改革に合意することの重要性を強調し、これが米国のインフレ抑制法補助金に対する欧州の対応の一部となる可能性を示唆している。オランダは、改革の深さについて懸念はあるものの、迅速な改革プロセスを支持している。
提案されている改革案は、より安定的で予測可能な電力市場を作る可能性を秘めており、消費者や企業に利益をもたらすだろう。しかし、発電所に固定価格の「差額契約」方式を義務付けるなど、各国に画一的なルールを課すことには懸念がある。EUの主要法案に関する交渉は2年以上かかることもあり、欧州委員会は来月にも改革案を提出する予定だ。2023年1月には、ドイツのロベルト・ハベック経済相も、スペインの欧州電力市場改革案を支持する姿勢を示している。
情報源
https://www.reuters.com/business/energy/spain-netherlands-back-quick-deal-eu-power-market-reform-2023-02-27/
https://www.bloomberg.com/news/articles/2023-01-16/germany-signals-support-for-spanish-power-market-revamp-proposal
