サウジアラビア石油会社(アラムコ)[ARAMCO:AB]は、中国の国有炭鉱会社である山東エネルギーと、原油供給や水素、再生可能エネルギー、炭素回収・貯留(CCS)などのグリーン技術で協力するための覚書(MoU)を締結したと、ZAWYAが12月9日に報じた。アラムコは山東エネルギーと協力することで、山東省における原油供給契約や化学製品引取契約などの川下分野を構築したい考えだ。調印式は山東省人民政府の支援を受けて行われ、アラムコと中国企業との協力関係の戦略的重要性が強調された。
2030年までに炭素排出量をピークアウトさせ、2060年までにカーボンニュートラルを達成するという中国の目標により合致させるため、石炭採掘を中核事業としていた山東エネルギーは、石油、水素エネルギー、再生可能エネルギーへと事業を拡大している。アラムコとの協力は、エネルギー源の多様化とグリーン技術の開発を目指す山東エネルギーの努力を示すものだ。アラムコのようなサウジアラビアのエネルギー事業は、中国企業が再生可能エネルギーに進出する際の重要なパートナーとなっている。アラムコと山東の合意に先立ち、サウジアラビアの民間電力会社ACWA Powerも、サウジアラビアとBelt and Road Initiative(BRI)諸国におけるクリーン・再生可能エネルギー・プロジェクトを共同開発するため、中国企業9社とMoUを締結した。
情報源
https://sghexport.shobserver.com/html/baijiahao/2022/12/11/919509.html
https://www.acwapower.com/news/acwa-power-signs-strategic-agreements-with-nine-chinese-entities/
