ロイター通信が12月11日に報じたところによると、国連の気候変動サミットCOP28で化石燃料の段階的廃止をめぐる提案が出され、緊張が高まる中、OPECのアラブ・エネルギー担当閣僚トップがドーハで第12回アラブ・エネルギー会議を開催した。OPECのハイサム・アル・ガイス事務総長は、世界の確認石油埋蔵量の80%を合計で支配する加盟国に対し、排出量よりも化石燃料を対象とするCOP28のいかなる合意にも抵抗するよう促した。特に中東の加盟国にとって石油収入は経済的に重要であるため、提案されている石油・ガス需要の削減は加盟国の存続に関わる重要な問題である。COP28を主催するUAEは、化石燃料の役割を認め、よりバランスの取れたエネルギー転換を提唱しているが、OPECの主要国であるサウジアラビアとロシアは、COP28の合意を、その原因となる排出源ではなく、排出量に焦点を当てることを主張している。
意見の相違の核心は、エネルギー転換における化石燃料の役割についての見解の相違である。クウェートのように、石油の富を維持する必要性を強調し、化石燃料の消費と生産を段階的に廃止するという要求を拒否する国もある。一方、米国や欧州連合(EU)を含む80カ国以上が、化石燃料の最終的な使用停止を明確に求めるCOP28の合意を求めている。気候変動への対応について世界的なコンセンサスを確立することを目的とするこのサミットは、2日間にわたる第12回アラブ・エネルギー会議と並行して、12月12日に閉幕する。
情報源
