ロンドン証券取引所グループ(LSEG)[LSEG:LN]は9月1日、シンガポール金融管理局(MAS)の支援を受け、シンガポールにサステナブル・ファイナンス・イノベーション・ユニットを設立したと発表した。同ユニットは、データサイエンス、データエンジニアリング、デザイン思考、ESGに関する専門知識とソリューションを金融市場参加者に提供し、グリーンインフラプロジェクトへの投資、気候変動リスク測定、利便性の高いESG開示、その他をカバーする。目標達成のため、同ユニットはシンガポールの各機関、世界中の金融機関、企業、大学、業界団体と協力する。MASの支援を受けて、LSEGはこのユニットを通じてシンガポールのフィンテック・エコシステムにおけるイノベーションと先端技術開発を促進することを目指している。
シンガポールのサステナブル・ファイナンス・イノベーション・ユニットは、ロンドンとシンガポールに設置されたLSEGのLSEG Labsネットワークの一部です。LSEGラボは、戦略的分析、テクノロジー、データサイエンス、デザイン思考を統合し、金融市場関係者が課題や問題に対処できるよう支援している。LSEGと提携することで、MASはグローバルな能力を結集し、ネットゼロの持続可能な経済に向けた革新的なソリューションを探求し、シンガポールをアジアと世界の持続可能でグリーンな金融の発展における重要なプレーヤーにすることを目指している。2019年、MASは6つの側面を含むグリーンファイナンス行動計画を発表した。行動計画の一環として、MASは昨年12月、銀行、資産運用会社、保険会社向けに「環境リスク管理に関するガイドライン」を発表し、金融機関の環境リスク解決能力を強化し、国の持続可能な移行を支援する。ガイドラインの他にも、MASは20億米ドルのグリーン投資プログラム、グリーン・持続可能性連動融資助成制度(GSLS)などを発表した。さらに、MASは今年5月、シンガポールにおける気候変動関連の情報開示とグリーン・ファイナンス・ソリューションを改善するため、グリーン・ファイナンス業界タスクフォース(GFIT)を発足させた。
情報源
https://www.mas.gov.sg/development/sustainable-finance
https://www.greenfinanceplatform.org/policies-and-regulations/singapores-green-finance-action-plan
https://www.mas.gov.sg/regulation/guidelines/guidelines-on-environmental-risk-management
https://www.mas.gov.sg/news/media-releases/2021/accelerating-green-finance
