韓国のLG Chem [051910:KS] のバッテリー子会社LG Energy Solution (LGES) と自動車メーカーのStellantis N.V. [STLA:US] が、電気自動車(EV)用バッテリーを生産するジョイントベンチャー(JV)を北米に設立する覚書を交わしたと、10月18日付のKorea Heraldが報じた。MOUに基づき、バッテリー製造工場は2022年後半に建設を開始し、1Q24に量産を開始する。バッテリー工場の年間生産能力は40ギガワット時(GWh)を目標としている。ステランティスは、これらの電池を米国、カナダ、メキシコの自動車工場で生産される純EVおよびプラグイン・ハイブリッドEVに搭載し、2030年までに40%のEVを販売するという目標をサポートする。電池工場の所在地などの詳細は後日発表される。
LGESは韓国の大手電池メーカーの一つである。2021年第1四半期、LGESの電池設置容量は9.8GWhで、中国のCATL [300750:CH]の15.1GWhに次ぐ世界第2位となった。LGESは今年、EV用バッテリー業界への展開を加速させている。ステランティスに先立ち、LGESは7月下旬、同じく韓国のコングロマリットである現代自動車グループ(HMG)と提携し、HMGの自動車子会社である現代自動車[005380:KS]と起亜自動車[000270:KS]向けのEVバッテリーを生産する目的で、インドネシアに折半出資のJVを設立することに合意した。投資総額は11億米ドルで、工場は2023年前半までに完成する予定。同月、LG ChemとLGESも、この10年間でEVバッテリー部門に151億ウォン(131.7億米ドル)の投資計画を発表した。LGESの1,240億ウォンを含めると、2023年には年間生産能力を260GWhまで引き上げることを目標としており、これは370万台のEVに搭載される量に相当する。
情報源
http://www.koreaherald.com/view.php?ud=20211018000739&np=1&mp=1
