ロイター通信が9月2日に報じたところによると、日本の梶山弘志経済産業大臣とロシアのニコライ・シュルギノフ・エネルギー大臣は、東方経済フォーラムの期間中、両国が水素とアンモニアの生産で協力するという共同声明に署名した。これは燃料アンモニアに関する初の閣僚レベルの協力である。両者はまた、カムチャツカLNG積み替え・貯蔵ターミナル・プロジェクトに関する初期協定にも署名した。さらに、日本とロシアは、炭素回収・貯留(CCS)、炭素回収・利用(CCU)、炭素リサイクルなど、排出削減に関する技術を共同で研究・開発する。
両国政府間の取引に加え、日本の経済産業省とロシアの天然ガス生産会社ノバテック[NVTK:LI]も協力覚書(MOC)に署名した。このMOCは、水素とアンモニアの生産と販売、両国におけるCCS、CCU、炭素リサイクル技術の導入を対象としている。ノバテックに続き、経済産業省は今月末、ロシアの他の大手エネルギー企業2社(別のガス生産会社と石油会社)とも同様の協定を結ぶ予定だった。一方、ノバテックは国際協力銀行(JBIC)とも低炭素プロジェクトで提携した。
日本とロシアは、石油や天然ガスなどのエネルギーに関して長期的なパートナーシップを結んでいる。新たな取引は、両国がエネルギー協力を自然エネルギーにまで拡大することを意味する。ロイターによると、ロシアは2020年に世界中で10%のアンモニアを生産する。ロシアとのパートナーシップの拡大により、日本は水素とアンモニアのサプライチェーン、そして2050年のカーボンニュートラルに向けた計画と目標を加速させることができる。アジア諸国は、水素の年間需要を現在の200万トンから2030年までに300万トン、2050年までに2,000万トンにすることを目指している。その努力の一環として、日本は今年4月、アラブ首長国連邦(UAE)と、水素製造技術を共同開発し、国際的なサプライチェーンを構築するためのMOCに合意した。
情報源
https://www.reuters.com/article/japan-hydrogen-emirates-int-idUSKBN2BV1CC
