日経アジアが4日付で報じたところによると、日本は、アジア全域に水素サプライチェーン・ネットワークを拡大するという大きな目標の一環として、オーストラリアとの間で水素サプライチェーンを開始すると発表した。二国間の水素サプライチェーンは、オーストラリアの再生可能エネルギーの拠点であるビクトリア州と、東京の南西に位置する京浜工業地帯の川崎市を結ぶ。日豪間のパートナーシップは、日本、オーストラリア、ミャンマーを除くASEAN加盟国11カ国からなるアジア・ゼロ・エミッション共同体(AZEC)の第1回閣僚会合で結ばれた。日本の岸田文雄首相はこの会合で、「アジアはできるだけ多くのエネルギーの選択肢を求めており、水素とアンモニアはその選択肢である」と述べた。
ビクトリア州と川崎市を結ぶ水素サプライチェーンは、日本とオーストラリアのクリーンエネルギー協力のさらなる発展を意味する。2020年1月、日豪両国は「水素および燃料電池に関する日豪協力共同声明」に署名し、水素の主要輸出国としてのオーストラリアの可能性を確認した。このイニシアティブに続き、2022年1月に発表された日豪クリーン水素貿易パートナーシップでは、スコット・モリソン前首相が、クリーン水素が両国のネット・ゼロ・エミッション達成と経済・雇用成長促進の鍵となることを強調した。エネルギー安全保障と気候変動対策のため、日本は輸入を含む水素の年間供給量を現在の約200万トンから2030年までに300万トンに増やす計画であり、オーストラリアはそれまでに水素産業の世界的リーダーになることを目指している。
情報源
https://www.lowyinstitute.org/the-interpreter/japan-australia-building-hydrogen-supply-chain
https://www.pv-magazine-australia.com/2020/01/24/australia-and-japan-agree-to-hydrogen-future/
https://arena.gov.au/blog/australia-signs-hydrogen-export-deal-with-japan/
https://www.argusmedia.com/en/news/2423820-australia-to-review-national-hydrogen-strategy-update
