ロイター通信が6月26日に報じたところによると、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)は、気候変動とサステナビリティに関連するリスクと機会に関する2つの国際財務報告基準(IFRS)を正式に公表した。IFRS S1とIFRS S2と呼ばれるこの基準は、企業が気候関連のリスクと機会が事業活動に与える影響を開示するための共通言語を提供することを目的としている。IFRS S1は、企業が持続可能性に関連するリスクと機会を投資家に伝えるための開示要件に焦点を当てている。IFRS S2は、気候関連の開示に関するガイダンスを提供し、IFRS S1と並行して使用されるよう設計されている。特筆すべきは、両基準とも気候関連財務開示タスクフォース(TCFD)の提言を取り入れている点である。
エマニュエル・フェイバーISSB委員長によると、ISSB基準は、企業が持続可能性への取り組みを、強固で、比較可能で、検証可能な方法で伝えられるようにすることを意図している。20カ国・地域(G20)の支援により、この基準は2024年1月から発効する。上場企業に基準の適用を求めるかどうかは、各国の判断に委ねられる。カナダ、英国、日本、シンガポール、ナイジェリア、チリ、マレーシア、ブラジル、エジプト、ケニア、南アフリカなど数カ国が基準の採用を検討している。ISSBは、各法域や企業と協力して採用を促進し、移行実施グループを設立して企業の基準適用をサポートする予定だ。ISSB副会長のジンドン・フア氏によると、早期採用は企業がグローバルな投資を呼び込む能力を高める方法と考えられており、最終的にはすべての国・地域が基準の完全採用を達成することを目標としている。
Sのようなものだ:
https://www.ifrs.org/news-and-events/news/2023/06/issb-issues-ifrs-s1-ifrs-s2/
