ESGトゥデイが12日付で報じたところによると、欧州理事会は、2030年までにEU内のすべての新築建物をゼロエミッションにすることを目指す、改正建築物エネルギー性能指令(EPBD)を採択した。新ルールの下では、2040年までに建物の暖房システムにおける化石燃料の使用を段階的に廃止し、EUの建物ストックは2050年までにゼロエミッションを達成する。これらの目標を達成するため、新規則は加盟国に対し、住宅用建築物の平均一次エネルギー使用量を2030年までに16%削減し、2035年までに20%から22%削減する国家目標を採択するよう求めている。さらに加盟国は、2040年までに化石燃料ボイラーを段階的に廃止するための国家的な建築物改修計画を策定しなければならない。さらに、新しい規則では、すべての新しい建物に、屋上太陽光発電装置などの太陽エネルギー設備を設置することを義務付けている。
EPBDは、2030年までに温室効果ガス(GHG)排出量を1990年比で55%削減することを目指すEUのロードマップ「Fit for 55」の極めて重要な部分を形成している。EUの総エネルギー消費量のうち約40%、エネルギー関連の温室効果ガス排出量のうち約36%を建築物が占めている。新指令は、化石燃料の使用を段階的に廃止し、再生可能エネルギー源を使用して建物のすべての電力需要を満たすことにより、建物のゼロ・エミッションを達成することを目的としている。新規則の下、加盟国は、脆弱な世帯を中心に、建物のゼロエミッション改築を促進するための技術支援と財政支援措置を実施する。
情報源
https://www.esgtoday.com/eu-adopts-law-requiring-all-new-buildings-to-be-zero-emissions-by-2030/
