31日付ロイター通信が報じたところによると、イタリアのエネルギー企業エニは、英国政府が政府資金250億ドル相当の構想の一環として選定した5つの二酸化炭素回収プロジェクトに参加する。エニのプロジェクトにおける責任は、イングランド北西部に低炭素エネルギー・ハブを設立することを目的とするHyNet North Westコンソーシアムにおいて、二酸化炭素排出物を輸送・貯蔵することである。このプロジェクトは、セメント部門を含むイングランド北西部およびウェールズ北部の産業ハブにおいて、二酸化炭素を排出する大企業の脱炭素化を支援し、二酸化炭素排出量の少ない水素を製造するものである。
英国政府は、2050年までに温室効果ガス排出量を正味ゼロにするという目標を掲げており、これらの炭素回収プロジェクトは、この目標を達成するための計画の一部である。政府はまた、2030年までに同国の洋上風力発電容量を4倍にする計画や、新しい原子力発電所への投資、先進原子力技術の研究など、クリーンエネルギーを支援する他の取り組みにも投資している。エニの炭素回収プロジェクトへの参加は、気候変動との闘いにおける前向きな一歩であり、温室効果ガスの排出削減に対する同社のコミットメントを示すものである。
情報源
https://www.gov.uk/government/publications/net-zero-strategy
https://www.gov.uk/government/news/uk-signs-agreement-on-offshore-renewable-energy-cooperation
