27日付のロイター通信によると、英豪の多国籍鉱業・金属企業である世界的な鉱山会社BHPグループ[BHP:AU]と、中国最大級の鉄鋼メーカーであるHBISグループ[HEBEEZ:CH]は、中国企業の製鉄所で炭素回収・利用・貯蔵(CCUS)技術を試験的に導入することで合意した。このプロジェクトでは、鉄鋼生産時に排出される二酸化炭素を削減する技術を開発・試験する。HBISはまた、販売可能な製品を作るためにCO2を回収し、廃棄物スラグにCO2を貯蔵するテストも行う。2021年に両社が署名した覚書で提案されたように、この試験には3年間で1500万米ドルが投資される。
中国は世界最大の鉄鋼生産国である。その鉄鋼業は、中国全土の炭素排出量の約15%、世界の鉄鋼業の排出量の60%以上を占めている。HBISは、2025年に10%以上、2030年のピークから30%以上炭素排出量を削減し、2050年までにカーボンニュートラルを達成することを目指す低炭素開発計画を発表した。BHPはまた、2030年までに操業時の温室効果ガス排出量を2020年比で少なくとも30%削減し、2050年までにカーボン・ネット・ゼロを達成することを約束した。
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