ロイター通信が9月12日に報じたところによると、カナダ最大の産油州であるアルバータ州は、近い将来、炭素回収・貯留(CCS)などの排出削減技術に対する投資奨励プログラムを開始する予定であると、同州のブライアン・ジャン・エネルギー相が語った。CCSは、カナダの石油・ガス産業が生産量を抑制することなく排出量を削減する上で極めて重要だと考えられている。企業は高いコストのために投資をためらっており、政府支援の強化を主張している。
アルバータ州のプログラムは、連邦政府の投資税額控除と並んで、カナダのCCS産業の発展を後押しする可能性がある。政府は、利害関係者との協議を通じて適切なプログラム設計を行うことを目指している。このイニシアチブは、石油産業が重大な汚染源であるにもかかわらず、2050年までにネットゼロ排出を達成するという連邦政府の目標に沿ったものである。エンブリッジ社[ENB:US]、TCエナジー社[TRP:US]、パスウェイズ・アライアンス社など複数の企業が、大規模なCCS貯蔵ハブを提案している。しかしアルバータ州は、暫定的な排出目標や約束された石油・ガス排出量の上限をめぐって連邦政府と意見が対立している。両政府は互いに、CCS技術への公的資金拠出を増やすよう求めている。
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